まるで水墨画のような姿をした山、モッチョム岳。尾之間集落からよく見え、名前が印象的ということもあり、観光客の方達にもよく知られた山です。しかし、その急峻な坂のため登る人はあまりいません。それほど距離は長くないのでペースさえ無理しなければ、だいたいの方が登りきれます。ちょっと体力があって、足がそれなりにあげられる方であれば、行って帰ってこれます。尾之間集落の小学生たちが登るくらいですから。
　肝心の「美しさ」は、巨木あり、森あり、絶壁あり、絶景ありと屋久島の里山の素晴らしさを見る事ができます。特筆すべきは、頂上から見る海。まるで1000mの飛び込み台に立っているような感覚になります。最高です。高所恐怖症の方は止めておいた方が無難です。
　夏は避けた方が無難です。春や秋〜冬がおすすめ。特に冬は気温が低いのでガッツリ急斜面を登ってもそれほど汗をかかず他の季節より楽に登れます。
　※このコースは雨が降ると大変危険なコースです。土が粘土質で非常に滑りやすく、また根っこが多く大変そのもの。あくまで晴れの日限定のコースです。ご予約されて当日雨予報の場合は、森などにコース変更いたしましょう。